【船橋・クイーン賞】テーラー重賞初V、驚きの逃げ切り

[ 2018年12月13日 05:30 ]

クイーン賞を快勝したアイアンテーラー
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 牝馬の指定交流重賞「第64回クイーン賞」(G3)が12日、船橋競馬場で行われた。2番人気のアイアンテーラーが逃げ切り、重賞初制覇を飾った。

 JRA1600万勝ちからオープンを飛び越えての重賞制覇に飯田雄師も驚きを隠さない。「冬毛も出始めて状態もどうなのかな、と思っていたが本当にここに来て力をつけていたね」と心情を吐露した。

 サルサディオーネに終始マークされる形での逃げ。それでも手綱を取った浜中には自信があった。「リズム良く走っていたし、しぶとさがこの馬の持ち味。直線を向いたところで大丈夫だと思った」と、その言葉通り追いだすと一気に突き放して3馬身差をつけてVゴールに飛び込んだ。

 今後については「オーナーと相談してから」と同師は話したが、この勝利によって交流重賞の“常連”がまた1頭誕生した。

 ◆アイアンテーラー 父ゴールドアリュール 母オータムブリーズ(母の父ティンバーカントリー) 牝4歳 栗東・飯田雄三厩舎 馬主・中西浩一氏 生産者・北海道新冠町のハシモトファーム 戦績16戦6勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金8798万8000円。

 ▼2着サルサディオーネ(丸山)2番手追走は想定通り。ただ、自分の形ではなかったし、馬場も気にしていた。

 ▼3着オルキスリアン(今野)道中も力まないで走っていた。力をつけてきたね。

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2018年12月13日のニュース