菜七子、佐賀で通算52勝目「最後まで踏ん張った」

[ 2018年12月12日 05:30 ]

笑顔を見せる藤田
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 11日の佐賀競馬に遠征した藤田菜七子(21)が9R「JRA交流 ミヤマキリシマ特別」を単勝4・1倍の2番人気に推されたカシノウィング(牡2=天間)で勝ち、JRA認定の交流競走5勝目。JRA通算47勝と合わせて52勝目を挙げた。

 「前に行くことができて道中厳しい中で、馬が最後まで踏ん張ってくれて良かったです」

 降りしきる雨の中、ファンからの熱い声援に応えた華麗な逃げ切り劇だった。内寄り2番枠から手綱を押して積極的にハナを奪うと、向正面で一度後続を引きつけ、4コーナー手前から再加速。最後は大外から伸びたカシノホルスをきっちり首差退けた。

 菜七子の勝利は2日の中山4R・ヴィエナブロー以来。同レースの勝利でJRAの減量特典は☆1キロ(JRAでは8日から適用)へ。この日は佐賀競馬の規定に従って△2キロ減での騎乗。計3鞍に乗り2Rで6着、6Rは4着だった。

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