【新馬総括】

[ 2018年12月10日 05:30 ]

 土日3場で8頭が勝ち上がったが全体的に小粒な印象。その中で能力の片りんを感じさせたのが阪神芝1800メートルで勝ったティグラーシャ。立ち遅れ気味のスタートで道中は折り合いに苦労。3角で先頭に立つ強引な内容だったが、直線は伸びて後続を突き放した。粗削りだがタメが利くようになればディープインパクト産駒らしい切れ味を発揮できそうだ。

 阪神芝1200メートル戦を逃げ切ったファタリテは好調が続くロードカナロア産駒。ダートのハヤブサナンデクンは父ゴールドアリュール、母の父クロフネという砂血統。確かな末脚が魅力でダート路線での飛躍に期待。中山組ではシーオブザムーンの切れ味が光ったが時計は平凡だった。

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2018年12月10日のニュース