【阪神JF】クロノジェネシス悔しい2着 北村友「勝った馬の瞬発力はすごかった」

[ 2018年12月9日 18:05 ]

<阪神11R・阪神ジュベナイルフィリーズ>ダノンファンタジー(左)はクロノジェネシス(9)、ビーチサンバ(11)を抑えて1着に(撮影・岩崎 哲也)
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 クロノジェネシスが悔しい2着。ただ勝ち馬に引けを取らないポテンシャルは示した。直線、大外から前を行くダノンファンタジーを必死に追ったが半馬身届かず。

 VTRを何度も何度も見直した北村友は悔しさをにじませて「ゲートを出て、1つ外のタニノが入ってきて、ひるみました。1800を2回使っているので、そこまで前とは思っていなかったし、この馬の瞬発力を生かせればと考えていました」。

 4角では内の勝ち馬を締めに行ったが叶わず。「勝った馬の瞬発力は凄かったし、しぶとかった。でも、この馬もいい脚を持っているし、よく頑張ってくれました」と愛馬を称える。斉藤崇師も「しょうがないです。ハナでも出れば根性で…と思ったけど、1回も出られませんでしたね」と淡々と振り返った。

 今後は12日にノーザンファームしがらきに放牧に出る。馬、騎手、調教師、いずれも初のG1タイトルはお預けとなったが、雪辱のチャンスはまだまだある。まずは桜舞い散る仁川での再対決が楽しみだ。

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2018年12月9日のニュース