【阪神JF】ダノンファンタジーが2歳女王!C・デムーロVで外国人騎手9週連続G1制覇

[ 2018年12月9日 15:40 ]

<阪神11R・阪神ジュベナイルフィリーズ>1着となったダノンファンタジー(左)。2着・クロノジェネシス(9)、3着・ビーチサンバ(11)(撮影・岩崎 哲也)
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 2歳女王を決める「第70回阪神JF」(G1、芝1600メートル)が9日、阪神競馬11Rで行われ、C・デムーロ騎手騎乗の1番人気ダノンファンタジー(牝2=中内田厩舎)が優勝し、G1初制覇。世代最初のG1馬となった。

 後方集団から競馬を進めたダノンファンタジー。直線では大外から人気を分け合ったクロノジェネシスとともに猛然と追い込み、最後は追い比べを制した。2着には2番人気クロノジェネシス、さらに3着には4番人気ビーチサンバが入った。勝ちタイムは1分34秒1(良)。

 勝ったダノンファンタジーは父ディープインパクト、母ライフフォーセールという血統。デビュー戦こそ2着に敗れたが、2戦目から未勝利→ファンタジーSと連勝。3連勝で2歳女王の座に輝いた。通算戦績は4戦3勝、2着1回。重賞は2勝目。

 鞍上のC・デムーロは中央G1通算3勝目で今年は初勝利。これで10月14日に行われた秋華賞でC・ルメール騎乗のアーモンドアイが優勝してから、9週連続で外国人騎手がG1を制したこととなった。管理する中内田師は中央G1通算2勝目で今年は初勝利。

 朝日杯FS(16日、阪神芝1600メートル)、ホープフルS(28日、中山芝2000メートル)の結果次第だが、まずはダノンファンタジーが最優秀2歳牝馬の最有力候補となった。

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