【阪神JF】ミスターX 超良血シェーングランツここは通過点

[ 2018年12月9日 05:30 ]

 阪神11R・阪神JFはシェーングランツで勝負したい。半姉が昨年のオークス馬ソウルスターリングという超良血だ。ソウルは父があの怪物フランケルだったが、シェーンは日本の至宝・ディープインパクト。舞台はディープ産駒の庭・阪神マイルなら、父譲りの切れ味が存分に生かされそうだ。

 前走・アルテミスS(1着)は持ち味全開だった。4角後方2番手から直線一気で突き抜けた。レースレコードのおまけつきで、素質の高さは疑いようがない。前走後は在厩でソフト調整を貫くが、これは最近の藤沢和厩舎流。調整にぬかりはなく、来春の大舞台に向けてここは通過点にしたい。馬単(4)から(9)(10)(13)(16)(17)へ。

 中山11R・カペラSは大物感漂うコパノキッキングを指名。長期休養明けは5戦4勝と勢いが止まらない。唯一の敗戦も過去に経験がなかった重馬場&1400メートルと言い訳が立つ。まだ3歳ながら古馬との対決も全く苦にせず、前走・オータムリーフSもオープンの常連たちを鋭い末脚で一蹴。初重賞の壁も気にならない。

 今回のダート1200メートルは【3・0・0・0】とパーフェクト。どんな展開にも対応可能で、崩れるシーンは考えづらい。他の人気馬はこれも重賞初挑戦のハットラブに地方所属のキタサンミカヅキ。G3といえど相手関係はやや手薄なイメージで、ここなら人気に応えられる。馬単(2)から(1)(5)(6)(8)へ。

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2018年12月9日のニュース