【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】8日中京11R マイスタイルに重賞初制覇の大チャンスが到来

[ 2018年12月8日 08:00 ]

 今週木曜は国内G1の阪神JFは出走馬が、海外G1の香港国際競走は枠順が確定。さらに有馬記念ファン投票の最終結果(注目のオジュウチョウサンが3位で出走枠ゲット)、調教師試験の合格者も発表されてバタバタだった。この日のように載せたい情報が多すぎて紙面のスペースが足りない状況を、新聞業界では「辛い」と表現する。逆にネタ不足で埋めるのが大変な場合は「甘い」。毎日バランス良くニュースが出てくれれば一番なのだが、そううまくはいかない。それにしても、今週木曜ほどの“激辛”は珍しかった。

 本日の当欄では、紙面に予想の根拠を掲載していない中京11R・中日新聞杯をピックアップ。福島記念2着からの臨戦となる◎マイスタイルに重賞初制覇の大チャンスが到来だ。弥生賞2着、ダービー4着と3歳時からハイレベルな走りを見せていたハーツクライ産駒。4歳を迎えた今年は芝2000メートル路線に専念し、非凡な先行力を武器に安定した成績を残している。前走のように2番手からでも好レースは可能だが、やはりベストはハナを切ってマイペースに持ち込む形。前走時のマルターズアポジーのような徹底先行型が不在の今回は、大外14番枠でもすんなり先手を取れる公算が大。平均ペースの逃げで後続に脚を使わせ、堂々と押し切るシーンを期待だ。

続きを表示

2018年12月8日のニュース