【万哲の乱 特別編】1日阪神11R 難敵相手もマルターズアポジーは逃げるのみ

[ 2018年12月1日 08:00 ]

 阪神11R・チャレンジCは◎マルターズアポジーの逃げに託す。今年6戦は白星に恵まれていないが、実は「別定56キロ&コーナー4回」の競馬に限れば、2戦とも掲示板入りしている。2月中山記念(3着)は逃げ粘り、勝ったウインブライトとはタイム差なし。2着アエロリットと首差で、ペルシアンナイトやヴィブロスに先着している。

 今回と同じ阪神内回り2000メートルで行われた6月鳴尾記念(4着)は前半3F34秒2で飛ばし、直線半ばまで見せ場ををつくった。トップハンデ57・5キロを背負った前走・福島記念(7着)は同型先行馬マイスタイルに背後にピタリと付けられては厳しかった。今回は相手関係は前走より厳しいが、重い印を背負う馬はほとんどが差し馬。マイスタイルのように競り込むタイプがいない点ではむしろ戦いやすくなっている。内寄り有利の開幕週で理想的な1枠1番。堀井師は「早めに来られると厳しいが、重量面(56キロ)は有利になった。出来落ちはないので、この馬の競馬ができれば」と無欲逃走に徹している。

 《もうひと押し》中山10R・北総Sは◎ブライトンロック。前2戦は湿った速い馬場が不向き。乾燥した冬場のパサパサの砂で好成績を挙げており、条件好転が見込める。1キロ減のハンデ56キロも魅力。

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2018年12月1日のニュース