【ジャパンC】キセキ、懸命に逃げるも…アーモンドアイに屈して2着 川田「キセキは頑張っている…」

[ 2018年11月25日 18:49 ]

<ジャパンカップ>レースを制したアーモンドアイ(右)。2着のキセキ(撮影・郡司 修)
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 最強牝馬に対して懸命の抵抗。キセキはハナへ。直後にアーモンドアイ。直線を向き、川田の激励のムチに必死に応え踏ん張る。しかし残り150メートル、アーモンドアイに前に出られた。食い下がるも1馬身3/4差の2着。希代の天才少女の末脚に屈した。

 「とにかく自分の競馬はできた。状態は良かった。返し馬も競馬も雰囲気が良く、普通なら当たり前に押し切れるレースだった。これだけ素晴らしい馬が相手だから」と川田は勝ち馬を称賛した。ひと呼吸置いて改めて「うーん…。キセキは頑張っている…」と少し悔しそうに嘆息した。

 3着だった天皇賞・秋に続く逃げ。前半5F59秒9でまとめ、跳びの大きいキセキの力を最大限に生かすべく残り5F過ぎから早めにエンジンを噴かした。作戦は完璧。今回は勝ち馬を褒めるしかない。

 「ここまでいい状態にしてくれたスタッフ、そしてキセキに感謝します」。川田は愛馬に賛辞を贈り、競馬場を後にした。

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2018年11月25日のニュース