藤田菜七子、京都沸かせた！関西初勝利お預けも「いい経験」

＜京都１Ｒ＞惜しくも２着となった藤田菜七子（撮影・平嶋　理子）
Photo By スポニチ

　京都に菜七子がやって来た！！　２５日の京都競馬に藤田菜七子（２１＝美浦・根本）が参戦。この日は朝１Ｒから人気馬のモズベイビーに騎乗。果敢な先行策で惜しくも２着に敗れたが、こん身の手綱さばきに場内が沸いた。

　藤田は「いいレースが出来ましたけど、悔しい。勝ちたかったですね」と唇を噛む。５Ｒ・新馬戦のショウナンアリババは見せ場を作れず１１着。続く６Ｒのメイショウバーズは１０番人気を上回る６着。１１Ｒ・オータムリーフＳで騎乗したモズワッショイはこれも積極的なレースで追走を試みるがハイペースに飲まれ１０着に終わった。藤田は「ゲートでちょっとつまずいたけど逃げた馬の後ろで思った通りの競馬は出来ました。今回は昇級戦ですからね。慣れてくれば」と続戦に期待した。

　二度目の京都参戦を振り返り、「前走乗れなかった芝のレースにも乗れたし、いい経験になりました」と頭を下げ、競馬場を後にした。次は阪神か、京都か。関西初勝利は次回へお預けとなった。