【万哲の乱　特別編】２５日京都１１Ｒ　先行激化でスマートアヴァロンが一気

　京都１１Ｒ・オータムリーフＳは、展開からして面白い。前走・藤森Ｓ（１着）でまさかの出遅れから直線一気を決めたコパノキッキングがどう出るか？久々にダートに戻ったモルトアレグロの作戦も、これまた霧の中。基本は先行型。昨年６月の函館新馬戦（ダート１０００メートル）は好位３番手から、あっさりと抜け出してＶ。馬群にもまれるのを嫌うとあれば先行策。他にゴールドクイーン、ナンチンノン、藤田菜七子騎乗のモズワッショイなど前に行く馬は多く、ここは６Ｆ戦らしい乱ペースかも？

　ならば、追い込み一手でも◎スマートアヴァロンを信頼だ。２走前のエニフＳ（７着）は直線でいい感じで追い込みながら、歩様に違和感を感じて直線半ばでブレーキを欠けた結果。前走・室町Ｓ（３着）は前２頭は抜けなかったが、後方からしっかり伸びた。好調ゾーンに入ると、長く持続するのがサウスヴィグラス産駒の長所。５８キロも背負い慣れている重量。まさかのスローにでもならない限り、確実に伸びてくる。

　《もうひと押し》京都１２Ｒ・京阪杯は◎エスティタート。今年２月の京都牝馬Ｓ（３着）で重賞でやれる力は示した。好位から鋭く伸びた前走・桂川Ｓ（１着）で６Ｆ適性は証明。馬群を縫った前走から、最内１番枠も味方につけられる。