【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】25日京都12R G1善戦ワンスインナムーンの先行押し切りを期待

[ 2018年11月25日 08:00 ]

 土曜は明暗がはっきり分かれた東西メインレースの予想。東京11R・キャピタルSの◎ソーグリッタリングは直線全く伸びずに12着と完敗を喫したが、京都11R・京都2歳Sで◎指名したクラージュゲリエは見事に1着でゴールした。過去2戦は大外をまくって進出する粗いレースぶりだったが、今回は馬群の中で我慢して4角では狭いところをこじ開け、最後は叩き合いで外の2着馬をグイッと突き放すという味な勝ち方。モレイラの手綱さばきも光ったが、馬も成長しており今後が楽しみになった。

 東京ではジャパンCが行われる本日、当欄では紙面で予想の根拠を掲載していない京都12R・京阪杯を取り上げる。◎はワンスインナムーン。まだ重賞タイトルには手が届いていないものの、芝1200メートル路線の最高峰であるG1スプリンターズSで昨年は0秒1差の3着、今年も0秒4差の6着と善戦。いずれも非凡な二の脚を生かして先手を奪い、中山の急坂でも失速せずに逃げ粘ったもので価値は高い。逃げ脚質は展開に左右される面があるのは確かだが、今回の顔ぶれなら、戦ってきた相手が違うはず。ハイラップの逃げで後続に脚を使わせ、堂々と押し切って重賞初制覇だ。

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2018年11月25日のニュース