JRA主な来年度事業 プリンシパルSなどリステッド競走に

[ 2018年11月21日 05:30 ]

 ◆リステッド競走 オープン競走の中で質の高い競走を格付けする「リステッド競走(表記はL)」に、来年度はダービーTRのプリンシパルS(5月4日、東京)など63競走が決定。

 ◆収得賞金の算入額変更 現行では1、2着馬の本賞金の半額となっている2歳G3競走の収得賞金算入額を、1着馬が1600万円、2着馬は600万円と定額に変更。

 ◆最低負担重量の設定 騎手の体位向上および女性騎手への減量適用に伴い、平地競走に最低負担重量を設定。オープン競走は48キロ、その他は49キロ。減量ルールより優先される。

 ◆若手騎手競走 現行の通算勝利度数による制限(100勝以下)を撤廃し、騎手免許取得後7年未満の騎手は全て騎乗可能に。

 ◆秋季競馬の未勝利戦廃止 競走馬の円滑なサイクルを促すため、秋季競馬で行われている出走資格を限定した3歳未勝利戦(いわゆるスーパー未勝利)を来年以降は実施しない。

 ◆出走制限 3歳以上の未出走馬および未勝利馬が、新馬戦を除いた平地競走で3戦連続して9着以下の場合は2カ月間の平地競走出走停止に。

 ◆タイムオーバー拡大 未出走馬および未勝利馬が平地重賞に出走した場合、タイムオーバーの出走制限を適用。また1400メートル競走でタイムオーバーとなる着差を現行より1秒短縮。

 ◆降級制度廃止 4歳春季競馬までに獲得した収得賞金を夏季競馬開始時点で2分の1としない。

 ◆競走条件の呼称変更 19年夏季競馬から500万下、1000万下、1600万下をそれぞれ1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスに変更。

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2018年11月21日のニュース