【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】18日京都9R 唯一の関東馬ユナカイトが関西の素質馬たちを撃破

[ 2018年11月18日 08:00 ]

 土曜の東京メインに組まれていた東スポ杯2歳Sは素質馬ズラリで大注目の一戦だったが、結果は8→7→4番人気での決着という波乱。札幌2歳S勝ちからの臨戦だった優勝馬ニシノデイジーは、あまりにも人気がなさすぎた感もあるが…。掲示板に乗った5頭の馬番は順に(2)(4)(5)(7)(9)。いずれも中団より後ろから差し込んだものだが、道中でインの経済コースを走れたことが好走につながった感がある。そして、2〜6着の鞍上は外国人騎手。力のある馬ばかりとはいえ、ソツなく乗ってくるものだ。

 本日の当欄で取り上げるのは京都9Rの2歳500万下・秋明菊賞。関東から1頭だけ遠征する◎ユナカイトでこん身の勝負を懸ける。新潟芝1400メートルの新馬戦は1番人気で2着止まりも、最速の上がりで素質の片りんは披露。中山芝マイルに替わった2戦目を、中団から1頭だけ次元の違う脚で楽々と差し切った。今週の追い切りではマイルCS出走のステルヴィオと併せて遅れたものの、もう1頭のパートナーだった3歳1000万下のラムセスバローズには堂々先着。この時期の2歳馬としては、破格の動きと言っていい。何より、3戦続けてルメールが手綱を取るという事実が、陣営の期待の高さをストレートに示している。

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2018年11月18日のニュース