岩手競馬存続へ早期再開を模索 禁止薬物問題

[ 2018年11月17日 05:30 ]

 岩手県内で出走した馬4頭から相次いで禁止薬物が検出された問題で、レースを休止した県競馬組合は16日、組合議会を開き、管理者の達増拓也知事が「廃止の可能性はないとみている」と強調した。ただ、今月以降の休止期間が累計で12日間より長くなると、事業存続の条件である単年度の黒字を達成できない可能性があるとも説明。組合は10〜12日のレースを休止。再発防止策が万全でないとして17〜19日の水沢開催も取りやめたが、事業の廃止を避けるため早期再開を模索する。なお、新たに実施した在厩馬への禁止薬物の任意の抽出検査は、全て陰性だったことも明かした。

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2018年11月17日のニュース