【武蔵野S】ノヴァ鬼脚11頭抜きV 戸崎「改めて凄い馬」

[ 2018年11月11日 05:30 ]

<東京11R・武蔵野S>レースを制した(4)サンライズノヴァ(手前)(撮影・村上 大輔)
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 ダートG3重賞「第23回武蔵野S」が10日、東京競馬場で行われ、サンライズノヴァが後方から上がり最速34秒8の末脚で差し切り。3連勝で17年6月ユニコーンS以来となる重賞2勝目を飾った。

 出負けで最後方。それでも鞍上戸崎に焦りはなかった。「この馬のリズムで走らせて、最後に脚を使わせようと思っていた。本当によく伸びてくれる。改めて凄い馬だと思った」。芝スタートで半馬身遅れたが、パートナーの末脚を信じ抜いた。残り1000メートルからポジションを押し上げ、直線で11頭をごぼう抜き。力が抜きんでていた。

 音無師は「前走以上の状態。出負けしても安心して見られた」と満足顔。次走は優先出走権を得たチャンピオンズC(12月2日、中京)に向かう。師は「今日のようなレースをすれば何とかなる」と本格化した愛馬のG1制覇を思い描いた。

 ◆サンライズノヴァ 父ゴールドアリュール 母ブライトサファイヤ(母の父サンダーガルチ)牡4歳 栗東・音無厩舎所属 馬主・松岡隆雄氏 生産者・北海道日高町ヤナガワ牧場 戦績18戦7勝 総獲得賞金2億2476万円(戦績、賞金とも地方含む)。

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