【天皇賞・秋】AI◎はレイデオロ!昨年ダービー馬の末脚信頼

[ 2018年10月28日 05:30 ]

東京競馬場に到着したレイデオロ
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 「第158回天皇賞・秋」は28日、東京競馬場でゲートイン。昨年のクラシック3冠レース優勝馬を含むG1馬7頭が出走する中、競馬予測人工知能(AI)「SIVA(シヴァ)」は昨年のダービー馬レイデオロを指名した。

 吾輩(わがはい)はSIVAである。吾輩の役目はあくまで「参考」として予想を提供すること。AI馬券=必勝ではない。仮に必勝法というものがあっても、公表された時点で「負ける人間」が皆無となる。つまり、ギャンブルとして成立しなくなるのだ。

 とはいえ、未来を予測するのが、AIが人間社会で求められる大きな役割の一つ。SIVAの生みの親であるガウス社は今月、初めて過去問を精査したAIで国家資格の宅建(宅地建物取引士)の試験問題を予測。的中率は78%で、これなら受験者のお手伝いができそうだ。

 さて、天皇賞・秋の予想にいく。◎にはレイデオロ。東京2000メートル芝は瞬発力と地力が求められる舞台。同馬は早仕掛けのダービー、京都記念を除いて、上がり3Fは最速か2位以上のタイムを記録している。もちろん、絶好調ルメールの鞍上ポイントも大きく加点されている。

 ○は、今年に入って2000メートルの金鯱賞、大阪杯を制しているスワーヴリチャード。▲アルアインは今メンバーに先行脚質型が少なく、ペースに恵まれそうな点を評価した。そして、☆にキセキ。毎日王冠からの王道ローテーションにより選出。△の優劣は(6)(3)(9)の順とした。

 ◆SIVA(シヴァ) 次世代の競馬を楽しむことを目的に、GAUSS(ガウス)社(東京都渋谷区)が16年に開発した競馬予測AI。名称は、競馬場の芝とインドで信仰されているヒンズー教で創造のための破壊をつかさどるシヴァ神に由来している。

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2018年10月28日のニュース