【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】28日東京8R 充実ムードが漂うルヴォワールが逸材対決を制す

[ 2018年10月28日 08:00 ]

 土曜は東京競馬場でアルテミスSを観戦し、レース後は検量室前で取材。5着トスアップに騎乗していた藤岡佑の「2歳戦にしては緩急の激しいレースだった」というコメントが印象に残った。ラップを調べると2F目が10秒4、3F目が11秒2とかなり速く、4F目は12秒3、5F目は12秒5とペースダウン。ラスト3Fは11秒8→11秒4→11秒8で、確かに緩急の利いた流れになっている。見た目以上にタフな展開。優勝したシェーングランツは後方から直線勝負に徹したのが奏功した印象もあるが、直線半ばからの伸びは迫力満点。決してフロックではなく、将来は明るい。

 天皇賞・秋が行われる本日、その資金アップを狙う勝負レースは東京8R。狙いは◎ルヴォワールだ。先週の菊花賞を史上最小キャリア(3戦)で制したフィエールマンの半姉(父ハーツクライ)。弟と同様、順調に使い込めずにいるが、4戦3勝で敗れたのはG3紫苑S6着のみ。その一戦も出遅れて絶望的な位置取りになりながら、続く秋華賞も制した1着ディアドラに0秒4しか離されていない。まだ底らしい底を見せておらず、この中間は本格化を感じさせる好調教を連発。今回出走する1000万戦どころか、1600万戦でも自信の本命に推せる存在だ。○ブレステイキングも既に重賞級の素質を示している逸材で、◎→○→▲☆△の3連単3点が勝負どころ。裏の○→◎→▲☆△を押さえるかはオッズ次第。

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2018年10月28日のニュース