【新馬戦総括】鬼脚ミッション 母譲りの瞬発力で“大物感”

[ 2018年10月22日 05:30 ]

 土曜の東京芝1600メートルを制したタニノミッションが前評判通りの走りを見せた。G1・7勝の名牝ウオッカを母に持つ良血。好スタートを決めてスムーズに折り合うと、ノーステッキでも抜群の瞬発力。2馬身差をつけて同産駒初のデビューVを飾った。手綱を取ったモレイラは「精神的にレベルアップできればもっと期待できる」と将来性を高く評価する。センスある走りからは大物感が漂い、母と同じくG1舞台で飛躍しそうだ。

 ダートでは土曜の京都1800メートルを勝ったゴルトマイスターに注目。2番手追走からラスト1Fで先頭に立って押し切る完勝。ゴールドアリュール産駒で高い砂適性を感じさせる動きだった。叔父に芝G1馬セイウンコウセイがいる良血はさらなる成長が期待できる。今後が楽しみな一頭だ。

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2018年10月22日のニュース