菜七子 今年20勝!数字は意識せず「同期には負けたくない」

[ 2018年10月22日 05:30 ]

新潟11Rをモズワッショイで勝ち、今年JRA20勝目を挙げた藤田菜七子(撮影・高木記者)
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 藤田菜七子(21)が新潟11R・北陸Sで区切りのJRA今年20勝、通算40勝を決めた。菜七子のメイン勝ちは2度目。7番人気モズワッショイ(牝5=牧浦)を大外枠から2番手で折り合わせ、直線は兄弟子・丸山騎乗のプレシャスエースと激しい追い比べ。必死の粘りで半馬身差、踏ん張りきった。菜七子は「あのポジションを取れればいいなと思っていたし、並ばれそうになってから凄く根性があった。(前回乗った時より)馬に元気さが出ていた」と納得の口ぶりで振り返った。

 この日の区切りVには全く興味を示さなかったが、常々「数字を意識することはないけど、同期(デビュー3年目)には負けたくない」と話す菜七子。昨年の同期内順位は6人中最下位だったが、今年は1位の荻野極にわずか1勝差の2位と数字で成長を示している。これが約1カ月ぶりの勝利。来週以降も新潟で騎乗する予定で、さらなるVラッシュに期待がかかる。

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2018年10月22日のニュース