【馬券顛末記】ペースを読み違え馬券も不発に

[ 2018年10月21日 17:56 ]

<京都11R・菊花賞>直線でエタリオウ(9)と並んで抜け出したフィエールマン(左)(撮影・長嶋 久樹)
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 菊花賞は内に先行タイプがそろい、そこそこペースは流れると踏んだ。終わってみれば前半の1000メートルは62秒7。そこから13秒台のラップを2つ挟み、ラスト2Fは10秒7−11秒3と上がり勝負になった。後方2番手から運んだ◎グレイルには少し厳しい流れだったか。

 エポカドーロを出走させた藤原英師は今週「長丁場は騎手の占める割合も大きい。駆け引きもあるからな」と話していた。あらためて過去2年の芝2400メートル以上の騎手成績を調べてみると連対率トップはルメール。ついでモレイラ、M・デムーロと外国人騎手3人が40%をクリアしていた。この日も京都は外国人ジョッキーが7勝。素直に“外国人騎手ボックス”で良かったのかもしれない。大阪本社版の「G1丼」はその点に着目して、的中させていた。

 今の京都芝はパンパンと言えるものではなく、割と差しが利いている。この土日も芝のレースが12鞍行われ、差しと追い込みタイプで7勝を挙げた。芝はAコースを使う最終週。狙い目は中団、後方タイプと付記しておく。(小林 篤尚@京都競馬場)

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2018年10月21日のニュース