【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】20日京都4R 関東馬ゴルトマイスターが淀の舞台で初陣Vを決める

[ 2018年10月20日 08:00 ]

 期待通り、いや期待を上回る圧巻のパフォーマンスで先週の秋華賞を制したアーモンドアイ。逃げたミッキーチャームが抜群の手応えで直線を向いた時は「3冠危うし!」と思ったが、それも一瞬。1頭だけ全く別次元の末脚を繰り出し、危なげなく突き抜けてしまった。まさに規格外。レース後の表彰式でフラフラになって心配させたが、熱中症のような状態とのことで大事には至らず。このシーンについて今週半ば、国枝師に聞いてみると「あんなのは初めて見たよ」。これもまた、アーモンドアイという歴史的名馬の逸話として語り継がれるのだろう。

 本日の当欄で取り上げるのは京都4R新馬戦(ダート1800メートル)。関東から遠征する◎ゴルトマイスターの初陣Vを期待だ。日曜東京5R新馬戦(ダート1600メートル)を除外で京都に再投票した形だが、今開催の東京に組まれているダートの新馬戦は出馬ラッシュが続いており、早い段階から遠征は想定済み。初戦からしっかりと仕上げて使う手塚厩舎の中でも、特に動きの良さが目立つ1頭。今週は併せた古馬を大差ぶっちぎる、圧巻の稽古を披露している。ゴールドアリュール産駒で、血統的にも走法からも明らかに砂向き。それが芝デビューに切り替えなかった理由だ。関西圏の新馬戦に出走する関東馬は、なじみが少ないためか配当的な妙味が見込めるのもいい。

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2018年10月20日のニュース