【菊花賞】エポカ2冠へ!“皐月V再現仕上げ”1F11秒7

[ 2018年10月18日 05:30 ]

CWコースを追い切ったエポカドーロ
Photo By 提供写真

 皐月賞馬エポカドーロを送り込む藤原英師は「好きなだけ食べろ、好きなだけ走れと。馬の能力を信じて、いつも通りに(馬を)つくっている」。最終追いは豪快な動きだった。

 岡田(レースは戸崎)を背に、CWコースでトーセンアイトーン(3歳500万)と併せ馬。道中は僚馬の2馬身後方で折り合い、直線入り口で内から馬体を併せた。鞍上が左ステッキでゴーサインを出すと“待ってました”とばかりにグングン加速。ラスト1F11秒7の切れ味で、4馬身先着した。見守った指揮官も「いつも通り岡田くんに乗ってもらって、率直に前走よりどうかを聞いたけど“上向いています”とジャッジしてくれた。しっかり反応したし、体を使って走れていた」と満足げだ。

 最後は無理に抑えず気分良く走らせる“必勝仕上げ”で、春の再現Vを狙う。

 指揮官は菊花賞では11年トーセンラーの3着が最高。勝てば皐月賞、ダービー(10年エイシンフラッシュ)と合わせて、史上13人目の3冠トレーナーとなる。大一番に向けて「ハナを切れれば一番いい。3000メートルで他(の陣営)がどう出るか読みながら話し合いたい。あとは戸崎次第」と締めくくった。仕上げは抜かりなし。名手の手綱に託す。

続きを表示

2018年10月18日のニュース