【松戸・開設記念】村上、単騎まくりV スピード良く押し切る

[ 2018年10月17日 05:30 ]

滝沢正光校長に祝福される村上義弘(右)                               
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 村上義弘(73期)が17年7月の小松島以来、通算34回目の記念優勝を飾った。

 レースはスタートけん制があり村上が前。山岸―神山―飯嶋―尾崎―鈴木―成清―坂本―諸橋で周回。残り3周から坂本―諸橋が上昇、鈴木―成清で続く。坂本―諸橋が前に出ると3番手に村上。坂本は後続を警戒しながら踏み上げる。赤板前に山岸が巻き返すが坂本は突っ張る。打鐘前に山岸が再度巻き返すが不発。神山は自らまくるが不発で鈴木は内に詰まる。最終2角過ぎに村上がまくると成清が続く。村上はスピード良く押し切る。諸橋が成清をさばいて2着に入る。

 村上は「決勝は1人だったが(二次予選と準決勝で)頑張ってくれた稲毛君の気持ちに応えるためにも凡走はしない、自分にできることは全部やる、と思って走った。(まくってからは)無我夢中でゴールを目指した。連日の大きな声援が本当に励みになりました」と優勝の喜びを語った。

 16日時点の賞金ランキングは4位でグランプリ2018の出場権利は当確にしている。「現状のコンディションもあるので中期的なスパンでグランプリに向けて頑張っていきたい」と終盤戦に向かう。村上の次走予定は11月1〜4日の防府記念。

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2018年10月17日のニュース