【菊花賞水曜追い】フィエールマン ハンパない加速感

[ 2018年10月17日 18:28 ]

<菊花賞・追い切り>嶋田を背に併せで追い切るフィエールマン(右)=撮影・村上 大輔
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 菊花賞(21日・京都)の水曜追いでフィエールマン(牡3=手塚)が躍動した。管理する手塚師が興奮を抑えきれない。「凄く良かった。普通の馬とは何かが違うよね? 体の使い方とか、加速の速さとか…何だろう? そう、まるでチーターだ」

 指揮官が目を輝かせた最終追いはWコースで僚馬ローズクランス(5歳500万)との併せ馬。3馬身後方をスムーズに折り合い、徐々に差を詰めて4角で内から並びかける。鞍上の嶋田(レースはルメール)が追い出すと、ため込んだ力を一気に噴出するように急加速。アッという間に抜け出し、最後は相棒を4馬身も置き去りにしていた。

 勝てば史上最小キャリアでのV。「未知の部分は多いけど、チャレンジする価値はある馬だと思う」と指揮官。大仕事を成し遂げそうな気配が漂ってきた。

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2018年10月17日のニュース