【秋華賞】アーモンドアイ牝馬3冠達成!絶対女王が6年ぶり史上5頭目の偉業

[ 2018年10月14日 15:40 ]

<京都11R・秋華賞>馬場のど真ん中を豪快に突き抜け史上5頭目の牝馬3冠を達成したアーモンドアイ(左)  (撮影・中村 与志隆)
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 3歳牝馬の3冠最終戦「第23回秋華賞」(G1、芝2000メートル)が14日、京都競馬11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗の圧倒的1番人気アーモンドアイ(牝3=国枝)が勝利。絶対女王が2012年のジェンティルドンナ以来6年ぶり、史上5頭目となる牝馬3冠を達成した。

 後方から競馬を進めたアーモンドアイ。直線で大外に持ち出されると1頭、次元の違う末脚を披露し、あっという間に先頭に。まさに完勝だった。逃げ粘った4番人気ミッキーチャームが2着、さらに3着には3番人気カンタービレが入った。勝ちタイムは1分58秒5(良)。

 勝ったアーモンドアイは父ロードカナロア、母フサイチパンドラという血統。デビュー戦こそ2着に敗れたが、その後連勝街道がスタート。3戦目のシンザン記念で重賞初勝利を挙げると、桜花賞では1番人気の2歳女王ラッキーライラックを撃破しG1初制覇。距離適性が不安視されたオークスも完勝し、春の牝馬2冠を達成した。

 3冠が懸かるこのレースにはオークス優勝から中146日の直行ローテで挑戦。メジロラモーヌ(1986年)、スティルインラブ(2003年)、アパパネ(10年)、ジェンティルドンナ(12年)に続く史上5頭目となる牝馬3冠を達成した。

 鞍上のルメールは中央G1通算18勝目で今年4勝目。このレースは昨年のディアドラに続いて連覇。管理する国枝師は中央G1通算14勝目で今年3勝目。自身が管理したアパパネでも牝馬3冠を達成しており、2度目の偉業となった。

 なお、3番のスカーレットカラーが左後肢跛行(はこう)で出走を取り消したため、17頭立てで行われた。

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