【秋華賞】AI予想アーモンド◎ 対抗勝負にカンタービレ指名

[ 2018年10月14日 05:30 ]

<秋華賞>今回もAIにお任せ!!競馬予測人工知能(SIVA)が対抗に指名したカンタービレ
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 先々週のスプリンターズSからスポニチ本紙に登場した競馬予測人工知能(AI)「SIVA(シヴァ)」は◎▲で見事に馬単5260円をゲット。今週の「第23回秋華賞」は前売り最終オッズで単勝1・1倍の圧倒的人気に推され、史上5頭目の牝馬3冠を狙うアーモンドアイを◎とした。

 少しだけ種明かしすると、SIVAには01年からの数万件に及ぶJRA全レースのデータがインプットされており、そこから的中に必要な数百種類の情報をピックアップし、計算に組み込む。各馬の得意、不得意の競馬場や馬場状態、細かいところでは馬と騎手の相性など…。実は今回からAIのアルゴリズム(計算式)を全面改良して、より高精度の予想を提供できるようになった。

 パワーアップしたSIVAの秋華賞◎はアーモンドアイ。ここは衆目一致するところ。そうなれば、スプリンターズSで2着に突っ込んできた11番人気ラブカンプーに印を回していたように、勝負を分けるのは対抗。そこでカンタービレを指名する。近走成績に加え、秋華賞トライアルのローズS1着馬。最近10年でもローズS組は1着6回、2着8回、3着5回の好成績となれば重い印は当然で、先行脚質の同馬にとって1枠2番は絶好枠。前走時で434キロと小柄な馬ゆえの器用さで、京都内回りでも手堅く好位につけられる。▲はサラキアだが買い目を増やしたくないという方のために、優劣を公表しておくと(7)(14)(1)(18)の順だ。

 今月1日から将棋界に続き囲碁界でも、スマホを対局前にロッカーに預け、対局終了まで取り出せない新規制が導入された。対局中の電子機器使用はこれまでも禁止されていたが、“その気”になれば、食事休憩時やトイレなどで進行中の対局をスマホに呼び出し、AIの判断を仰ぐこともできなくはなかった。改めてAIの脅威を示す顕著な話だが、今週もSIVAの予想が的中するのか注目だ。

 ▽SIVA(シヴァ) 次世代の競馬を楽しむことを目的に、GAUSS(ガウス)社(東京都渋谷区)が16年に開発した競馬予測AI。名称は、競馬場の芝とインドで信仰されているヒンズー教で創造のための破壊を司るシヴァ神に由来している。

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2018年10月14日のニュース