【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】14日京都10R 関東期待の逸材ロシュフォールが淀でV3を決める

[ 2018年10月14日 08:00 ]

 土曜の東京メイン・府中牝馬Sは見応え十分の高レベルな一戦だった。カワキタエンカの大逃げでタフな流れになり、結果的には人気2頭のワンツー。届かなそうな位置から、ゴール寸前できっちりと差し切った◎ディアドラは圧巻の強さだった。上がり3Fは極限ともいえる32秒3。先週の毎日王冠では同期のアエロリットが牡馬の強豪を完封しており、府中牝馬Sで首差2着のリスグラシューも含め、4歳牝馬のレベルの高さが際立っている。今日の秋華賞で3冠が確実視される◎アーモンドアイとの対決が今から楽しみだ。

 本日の当欄で推奨するのは、秋華賞の直前にゲートインする京都10R・三年坂特別。狙いは関東から遠征する◎ロシュフォールだ。体質の弱さからデビューが3歳4月と遅れたが、東京芝2000メートルの2戦目を豪快に差し切って初勝利を挙げると、ひと息入れて臨んだ新潟芝1800メートルの前走も連勝。出遅れて後方に置かれながら、ゴール前で1頭だけ全く別次元の脚を使って2馬身半も突き抜ける圧勝劇だった。それも、まだまだ余力十分。底知れぬ素質を感じさせる。キャリアが浅いだけに初の関西遠征、初の芝マイルなど未知の要素も満載だが、間違いなく大きなところを狙える器。1000万クラスは通過点とみて、人気でも自信を持ってドンと勝負だ。

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2018年10月14日のニュース