【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】７日京都１２Ｒ　気配充実ジャストコーズに３勝目のチャンス到来

　８頭立てと重賞にしては寂しい頭数で行われた土曜東京メインのサウジアラビアＲＣだったが、レース内容は強烈なインパクトを残した。出遅れて最後方に置かれたものの、向正面で外から２番手まで進出。そこで折り合い、直線では追い出しを待って楽々と３馬身半差。優勝したグランアレグリアの走りは、単勝１・３倍という支持にふさわしい圧巻のパフォーマンスだった。正直、相手が小粒だった感も否めないが、この馬自身の非凡な能力は疑いようがない。今後の活躍が実に楽しみになった。

　３日間開催の中日となる本日は、深夜に凱旋門賞もゲートイン。その資金は京都１２Ｒで捻出したい。狙いは◎ジャストコーズ。５００万クラスを脱出するのに時間を要したが、３走前に京都ダート１８００メートルで直線一気を決めて勝ち上がると、１０００万クラスでも７→３着と早くもメドの立つ走りを披露。５歳を迎えて軌道に乗ってきた感があるが、伸び悩んだ時期に出走していたのは芝がほとんど。右回りのダートに限れば６戦全て４着以内と、実は底らしい底を見せていない。栗東坂路での最終追い切りが時計も動きも素晴らしく、叩き３戦目で出来は最高潮。絶好の狙い目だ。