【青森記念】山賀「信じられない」3度目記念V、直線外伸びた

[ 2018年10月1日 05:30 ]

青森記念で3度目のG3優勝を果たし、笑顔を見せる山賀雅仁
Photo By 共同

 青森記念決勝は30日行われ、山賀雅仁(87期)が12年12月の広島以来、通算3回目の記念優勝を飾った。

 レースは吉田―岡―守沢―大槻―斎藤―月森―渡辺雄―渡辺晴―山賀で周回。残り2周前から渡辺雄―渡辺晴―山賀が上昇、前団の吉田を抑えて前へ。渡辺雄は後続を警戒しながら徐々に踏み出す。4番手に月森が入り守沢―大槻―斎藤―吉田―岡で続く。8番手の吉田が打鐘から巻き返すと渡辺雄も踏み出して先行態勢に入る。吉田は外並走から何度も踏み込み、外で踏ん張るが渡辺晴の横までで不発。最終Bで4番手の月森がまくるが不発。

 渡辺雄―渡辺晴―山賀―守沢―大槻で最終4角を回り直線勝負になり3番手の山賀が外を伸びて優勝。山賀と渡辺晴の中を割った守沢が2着。

 山賀は「(渡辺)雄太君と(渡辺)晴智さんのおかげ。(優勝は)信じられないけどラインのおかげで勝てた。高知共同杯の後に晴智さんや雄太君たちと富士で一緒に練習させてもらった。その3人で決勝に乗れて良かったし、本当にラインのおかげです」と何度も何度も渡辺雄と渡辺晴に感謝の気持ちを表した。

 「ただ僕は競輪の走り方が甘いのでいつもラインに迷惑をかけている。今回もまだまだという部分があった。僕が前でも後ろでも、ラインに恩返しできるように走り方を勉強したい。そして一戦一戦大事に走っていきたい」と続けた。山賀の次走は16〜18日の函館F1の予定。

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