【スプリンターズS】ナックビーナス、レース後「ケロッと」

[ 2018年9月27日 05:30 ]

夢中でカイバを食べるナックビーナス
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 【隠れ話 こぼれ話】「牝馬離れしたタフさが凄い」と杉浦師が評するナックビーナス。「レース後もケロッとしていて、検体採取のときにカイバが欲しくて鳴くんだよ」と、そのタフネスさを物語るエピソードを教えてくれた。

 普通ならば、レースを走り切った直後は疲れていて水を飲むのがやっとの馬がほとんど。翌日の朝までに当日夜のカイバを完食していればいい方だという話をよく聞く。レース後にカイバを要求した話で思い浮かぶのは障害界の絶対王者オジュウチョウサン。競馬界一の“スタミナ怪獣”と同じしぐさをする5歳牝馬。底知れないスタミナの持ち主だ。

 「それだけ走り切っていないということかもしれないけどね」と苦笑いも、前走のキーンランドCでは一変。2着に0秒4差は全7勝中の最大着差だった。これには杉浦師も「強かった」と驚きを隠さない。スピードと自慢のタフさがかみ合えば、最高のタイトルに手が届く。

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2018年9月27日のニュース