【仏フォワ賞】クリンチャーは最下位6着 ハナ奪うも直線で失速

[ 2018年9月17日 00:35 ]

 凱旋門賞の前哨戦の一つである仏G2「フォワ賞」が16日(日本時間同日深夜)、パリロンシャン競馬場で行われ、日本から参戦したクリンチャー(牡4=宮本)は最下位6着に敗れた。勝ったのはフランス馬ヴァルトガイスト(牡4、ブドー騎乗)。2着タリスマニック、3着クロスオブスターズと3頭出しに地元ファーブル厩舎が上位を独占した。

 好スタートを決め、果敢にハナを奪ったクリンチャー。大回りのコーナーをクリアし、フォルスストレートを抜け、最終コーナーまで先頭をキープしたが、見せ場はそこまで。直線に向くと名門ファーブル厩舎の3頭が襲いかかる。ズルズルと後退したクリンチャーは最下位6着に沈んだ。

 武豊は「今回は休み明けで仕上がり途上。その分止まってしまったけどトライアルとしては問題ありませんでした。芝に戸惑っている感じもなかったし、元々叩き良化型なので次の変わり身に期待します」と前を向いた。

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2018年9月16日のニュース