【仏フォワ賞】枠順確定!クリンチャー 調教でも落ち着き「状態100%」

[ 2018年9月15日 05:30 ]

<フォワ賞>4番ゲートスタートとなったクリンチャー(撮影・平松さとし)
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 日本からクリンチャー(牡4=宮本)が参戦する凱旋門賞の前哨戦・仏G2「フォワ賞」(日本時間16日午後11時35分発走、パリロンシャン芝2400メートル)と、ジェニアル(牡4=松永幹)が出走する同G3「パン賞」(同17日午前0時40分発走、同芝1400メートル)の枠順が14日、確定した。フォワ賞に出走するクリンチャーは4番ゲートスタート。この日は、シャンティイのシーバードコース(ダート)で調教された。

 宮本師は「帯同馬(ゲネラルプローベ)と一緒に馬場入りしたけど、落ち着いているので相手に誘導させることなく自分で前を走っていました。1200メートルをキャンター。良い動きでした」と語った。最終追いを行った12日以来の馬場入りだが「精神的にピリピリするような面もなく、落ち着きがあって良い状態を保てています」と同師。

 同レースには昨年の凱旋門賞2着クロスオブスターズやG1を含め重賞連勝中のヴァルトガイストなど強豪がそろうが「枠順に関しては6頭立てなのでどこでも構いません。これだけの相手にどのくらいの競馬ができるか楽しみです。前哨戦としては100%の状態ですので、良い結果を期待しています」と話した。

 また、同日行われる「パン賞」に出走するジェニアルは3番ゲートに決まった。12日に現地の直線ダートコース単走で最終追い切り。この日も同コースでキャンター調整した。手綱を取った田中良明調教助手は「仕上がりは良いです。力を出せる状態」と言う。

 中間、様子を見に訪れた武豊も「元気そうで良かった」と笑顔。臨戦態勢は整った。アッと言わせたG3「メシドール賞」(7月22日)の再現を期待しよう。

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2018年9月15日のニュース