【新潟記念】ブラストワンピース圧勝で35年ぶり3歳馬V「終始ずっと余裕」

[ 2018年9月2日 16:11 ]

<新潟11R・新潟記念>大外一気でレースを制した(1)ブラストワンピース(撮影・村上 大輔)
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 夏競馬を締めくくるハンデ重賞「第54回新潟記念」(G3、芝2000メートル)が2日、新潟競馬11Rで行われ、池添謙一騎手騎乗の圧倒的1番人気ブラストワンピース(牡3=大竹)が優勝。ダービー5着以来の実戦で重賞2勝目をマークした。3歳馬が同レースを制するのは73年ヤマテスコ、83年アップセッター以来35年ぶり3頭目の快挙となった。

 後方から競馬を進めたブラストワンピースは直線で文字通りの大外一気。直線半ばで先行する各馬をあっさりとかわし、完勝した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。1馬身3/4差の2着に6番人気メートルダール、さらに半馬身差の3着には最低13番人気のショウナンバッハが入った。8度目の重賞挑戦となった藤田菜七子騎手騎乗のベアインマインドは8着だった。

 勝ったブラストワンピースはデビューから無傷の3連勝で毎日杯を制し重賞初制覇。G1初挑戦となった次戦のダービーでは2番人気に推されながらも5着に敗れていた。菊花賞へ向けての始動初戦に選んだ古馬混合の一戦で、その実力を遺憾なく発揮した。通算戦績は5戦4勝(うち重賞2勝)。

 ▼池添の話 有力馬を見ながら進めればと思って後ろから。道中はふわふわしていたが、直線では手応えがあったので、終始ずっと余裕で、ノーステッキで勝てた。落ち着きが出たことが1番だと思うし、体も成長してくれている。菊花賞はなんとか獲りたいタイトルなので一緒に頑張りたい。

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