【新潟記念】ミスターX ブラスト本命、世代トップ級の素質

[ 2018年9月2日 05:30 ]

 新潟11R・新潟記念はブラストワンピースに逆らえない。デビュー3連勝(新馬戦→ゆりかもめ賞→毎日杯)で挑んだ前走・ダービー。皐月賞未出走ながら2番人気に推されたのは、そのポテンシャルの高さをファンが知っていたから。レースはV馬ワグネリアンに完璧に乗られ、進路をふさがれた同馬は直線でスムーズに加速できず。出遅れもありながら最後は0秒2差の5着に追い込んだのだから、負けて強しの内容だった。

 ダービー時で532キロの雄大なボディーの持ち主。当時はまだまだ緩かった印象だったが、夏を越えてグッと馬体が締まっている。完成途上だが、春からの成長は明らか。世代トップクラスの素質馬が54キロなら、本命でいい。馬単(1)から(8)(10)(13)へ。

 小倉11R・小倉2歳Sはロードカナロア産駒のファンタジストで勝負したい。新馬戦は好位2番手から抜け出し、2着ディアンドルとの一騎打ちをノーステッキで制した。スッと好位に付けられた内容を見れば、勝負に不可欠なレースセンスを備えていそう。2、3着(オーパキャマラード)が次戦をすぐに勝ち上がっており、レースレベル自体も高かった。

 調教でそこまで追い込んでいなかった初戦をV。この中間は意欲的に追われ、状態面はさらにアップしている。土曜3勝の名手・武豊のリードで2連勝を飾る。馬単(6)から(3)(4)(5)(12)(14)へ流す。

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2018年9月2日のニュース