【寺下の変　特別編】１日札幌１２Ｒ　１年ぶりの札幌参戦サヤカチャンの“逃げ推し”

　夏競馬ラストウイークは、３場とも道悪が濃厚。札幌の芝レースは２週間前の札幌記念当日から３日連続でやや重のコンディションが続いた。週中にも雨が降り、金曜正午時点でやや重の発表。最終週も力のいる馬場になりそう。先週日曜のキーンランドＣは、モレイラ騎乗のナックビーナスが鮮やかな逃げ切りＶ。直後の最終レースでも１２番人気の伏兵が３着に逃げ粘っており、展開次第では、まだまだ“逃げ推し”の出番はある。

　札幌１２Ｒは◎サヤカチャン推し。今春は強敵相手に積極的に逃げたが、ペースを落とせず惨敗が続いた。これまでの走りで忘れられないのが、昨秋のアルテミスＳ。先手を奪って逃げると、２歳女王ラッキーライラックを相手に０秒１差の２着に粘った。条件戦に戻り、マイペースで運べれば十分に通用する。札幌は昨夏にデビューした思い出の舞台。３戦して勝ち星を挙げられなかったが、２→５→２着と洋芝適性は示した。春のオークス（１６着）以来でも、前向きな気性から休み明けは苦にしないタイプ。久々にサヤカチャンの逃げに酔いしれたい。

　勝負馬券は単複と、馬連流しで相手は○ファストアプローチ、▲ジェシー、☆ダブルシャープ、以下△シャリオヴァルト、アドマイヤメテオ、エルリストン、カリビアンゴールドの計７頭へ。