【札幌2歳S】クラージュ、兄超えへ楽々12秒1 万全の態勢

[ 2018年8月30日 05:30 ]

札幌ダートコースで追い切ったクラージュゲリエ(左)
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 「第53回札幌2歳S」の追い切りが29日、札幌競馬場で行われた。新馬戦快勝のクラージュゲリエが兄の雪辱Vへ万全の態勢を整えた。札幌ダートコースでの追い切りは今週デビューの注目新馬レースガーデン(牝、父ディープインパクト)との併せ馬。4馬身追走から直線は内を鋭く伸びて2馬身先着した。5F70秒3〜1F12秒1を余力十分にマーク。上村技術調教師は「いつでも突き放せる手応えだったが、やり過ぎないように。乗り味がいいし、スピードがあって操作性もいい」と長所を並べた。

 同舞台での新馬戦は2馬身差の快勝。1000メートル通過67秒1の超スローペースを後方から桁違いの末脚で差し切った。半兄プロフェット(父ハービンジャー)は15年の2着馬。上村技術調教師は「プロフェットとはタイプが違う。父キングカメハメハの良さが出ていて、こちらの方が瞬発力がある」と“兄以上”を期待している。

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2018年8月30日のニュース