【小田原・開設記念】郡司「別格」2度目の地元記念V!

[ 2018年8月29日 05:30 ]

小田原開設69周年記念の北条早雲杯争奪戦で優勝し、ポーズをとる郡司浩平
Photo By 共同

 【小田原記念決勝】郡司浩平(27、99期)が17年4月の川崎以来、通算4回目の記念優勝を飾った。

 レースは清水―井上―木暮―志智―高橋―近藤隆―郡司―中村―近藤俊で周回。残り2周半から近藤隆―郡司―中村―近藤俊が上昇すると清水も突っ張る構えを見せるが、赤板で近藤隆が踏み込んで主導権。清水―井上は5番手に下げる。7番手が木暮で後ろは内を突いた高橋で志智が最後方。

 近藤隆が先行態勢に入るが打鐘すぎ2Cから清水―井上が巻き返す。近藤隆と清水で踏み合うが最終1Cで清水が先頭に立つ。郡司は清水の番手の井上をさばいて近藤隆から切り替えて清水を追う流れになる。

 清水の単騎逃げを郡司―中村で追い掛けて清水を捉えた勢いでそのまままくる。最終2角からまくった木暮が郡司―中村の外に迫るが、郡司が直線踏み勝って押し切る。郡司マークの中村が2着に流れ込んだ。

 郡司は「地元(の優勝)は別格の気持ちです。今回は近藤(隆司)さんに甘える形になり、お世話になりました。理想は清水君を止めることでしたが、行かれた後は冷静に対処できました。最後は必死に踏んで優勝、という結果が出て本当に良かった」と地元記念(小田原記念は16年以来2回目)優勝の喜びを語った。

 「最近はいい結果で出ていなかったので、今回の優勝をきっかけにしてG1でも活躍できるように頑張りたい」と後半戦の巻き返しを誓った。郡司の次走は名古屋F1(9月3〜5日)、そしてG2高知共同通信社杯(9月14〜17日)の予定。

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2018年8月29日のニュース