【新潟2歳S】鮫島駿 アクアで重賞初Vだ「凄く乗りやすい」

[ 2018年8月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=21日】厩舎に勢い。札幌記念を制したサングレーザーの勝負強さに感動すら覚えたオサム。ならばと、新潟2歳Sに出走する浅見厩舎のロードアクアに目が向くのは当然。次世代にも好素材がそろう。6月東京のデビュー戦が侮れない強さ。重賞でも即通用の器だろう。

 火曜朝から熱心に調教の手綱を取っていた鮫島駿を直撃した。表情が輝いて見えるのはアクアの鞍上に指名されたからか。前走騎乗のM・デムーロがWASJ(札幌)に出場するため、チャンスが巡ってきた。

 「はい。土日以外は必ず乗ってます。今朝は朝イチでポリトラックへ。凄いスピードがあって操縦性が良くて乗りやすい。欠点の少ない馬ですね。追い切りも動いてますから」

 必見は19日の坂路。浅見厩舎はこれが実質的な最終追いになるのだが、4F50秒4の猛時計を叩き出している。「せっかく頂いたチャンスですから」。自身待望の初重賞が自厩舎なら喜びもなおさら。笑顔が印象的な21歳は静かな口調で胸を躍らせていた。

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2018年8月22日のニュース