【万哲の乱 特別編】18日小倉11R タガノグルナが逃げまくる

[ 2018年8月18日 08:00 ]

 「スローペース症候群」とも言われる昨今。昭和時代?のような乱ペースの競馬は数えるほどしかなくなったが、それでも時にとんでもない「前傾ラップ」を刻む時はある。

 小倉11R・TVQ杯の◎タガノグルナが出走した前走・桃山S(13着)はその典型。内から好スタートを決めたミキノトランペット(結果は2着)に競り込んで行ったが、結局はハナを奪えず…。向正面半ばで競る形になっては、直線失速もやむなし。結果的に勝ったのは最初の1コーナーでは最後方にいたジュンヴァルカン。一番強かったのは競り込まれて2着に粘ったミキノトランペットでその後は八王子特別、白川郷Sを連勝している。タガノグルナ側から見れば、同型馬が強すぎたのだ。

 今回は同型馬ナムラヘラクレスが大外16番枠に入ったことで、前走とは一転した「独り旅」がかないそうだ。ハンデも前走から1キロ減の56キロ。小倉ダートは3月早鞆特別で完勝し、舞台替わりも味方にできる。

 《もうひと押し》新潟10R・岩室温泉特別は◎ハルクンノテソーロ。2歳時の初白星は、今回の新潟ダート1200メートル戦で逃げ切り勝ちだった。近走は1400メートル中心に使っているが、舞台適性はある。

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2018年8月18日のニュース