【門別・ブリーダーズゴールドC】ラビット重賞“二刀流”V!

[ 2018年8月17日 05:30 ]

 ホッカイドウ競馬の牝馬交流G3「スポニチ杯・第30回ブリーダーズゴールドC」が16日、門別11Rで行われ、3番人気のラビットランがダート重賞初制覇を果たした。4番手から直線内を突くと、逃げたプリンシアコメータをあっという間にかわし4馬身差の圧勝。3歳時にローズSを制しており、芝・ダート“二刀流”での重賞ウイナーとなった。1番人気クイーンマンボはさらに3馬身差の3着。JRA馬が掲示板を独占する結果となった。

 1年3カ月ぶりにコンビを組んだM・デムーロは愛馬を絶賛。「重量57キロで2000メートルは少し長いと思ったので内を突いたが、最後まで余裕だった。スタートも良かったし、調子も良かった。強かった」と予想を上回る成長ぶりに笑顔がはじけた。今後は芝、ダートどちらの路線を歩むかが気になるところ。辻野助手は「どちらも走るので」と現時点では両にらみとしたが、「JBCレディスクラシックも選択肢の一つ」と牝馬ダートの王道路線も見据えた。

 ◆ラビットラン 父タピット 母アメリア(母の父ディキシーランドバンド) 牝4歳 栗東・中竹和也厩舎 馬主・吉田和子氏 生産者 米国アレクサンダー・グローヴス・マッツLLC 戦績12戦4勝(地方2戦1勝) 総獲得賞金1億2610万2000円。

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2018年8月17日のニュース