【札幌記念】モズカッチャン 久々でも力出せる仕上がりに

[ 2018年8月15日 16:37 ]

函館競馬場のウッドコースで追い切られたモズカッチャン
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 昨年のエリザベス女王杯覇者モズカッチャン(牝4)は函館で調整。1週前の芝コース(5F61秒8〜1F12秒2)はマカヒキらと、ともに実戦さながらの稽古を消化。そのため当週は硬さを残さないよう、細心の注意を払っての最終追いとなった。助手を背にWコース単走で5F68秒8。直線はリズミカルな脚の運びでラスト1F13秒0。鮫島師が順調ぶりを伝える。

 「先週が多少オーバーワークになったからね。心配したけど、しっかりとケアすることができた。休ませてから体はパワーアップ。気合を表に出して走る牝馬だし、久々でも力は出せる仕上がりだね」

 ハープスター(14年1着)など若い牝馬の活躍が目立つ北の祭典。「渋った馬場は問題ない。血統(父ハービンジャー)からも、洋芝は合いそうだしね」とトレーナーは秘めたコース適性にも言及した。巻き返しを誓う女王が、台風の目になりそうだ。

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2018年8月15日のニュース