【北九州記念】史上初の連覇狙うダイアナヘイロー小倉芝コースを単走　向かい風の中１１秒１

　台風１５号の影響で朝から風が吹き荒れる中、ダイアナヘイローは原田助手を背に小倉芝コースを単走。ラストは向かい風を切り裂く勢いで１１秒１を刻んだ。１週前に栗東で坂路４Ｆ５１秒４と自己ベストを叩き出しただけに、適度に負荷をかけた５Ｆ６６秒４は理想的。原田助手が感触を伝える。

　「最後は軽く気合をつけた程度。去年の小倉開幕週に使ったとき（佐世保Ｓ１着）が今までで一番、良く感じたけど当時と比べても今の方が状態はいいと思います」

　前走・函館スプリントＳは直線、内で窮屈になっての９着。敗因は明確だけに大根田師は悲観していない。「２走前は体が細くなって競馬の前にヘバっていた。前走は追うところがなくて…。でも体は戻っていたし、その頃より体に張りが出て、さらに良くなっている」と力を込める。狙い澄ました小倉参戦で史上初の連覇を狙っていく。