【北九州記念】一皮むけたアレス、剛脚発揮で重賞2連勝期待

[ 2018年8月14日 05:30 ]

 今週の小倉メインはサマースプリントシリーズ第4戦「第53回北九州記念」(19日)。ディープインパクト産駒のアレスバローズは“半端ない”気性難が災いして出世が遅れていたが、ここに来て一皮むけたイメージ。前走のCBC賞で重賞初制覇を果たした。調教担当の柴原助手が安どの笑みを浮かべる。

 「前走はジョッキー(川田)がうまく乗ってくれましたね。それに馬自身も去年の夏ぐらいから精神面が成長して、落ち着きが出てきたんです。以前は(入厩から10日でレースに出走する)10日競馬しかできませんでしたから。ホント、走ってくれて良かったです」

 ここを勝てばサマースプリントチャンピオンのタイトルがグッと近づくが、陣営はその先も見据えている。

 「サマースプリントはもちろんだけど、決め手のある馬だからG1でも通用するんじゃないかと期待しています。それだけに少なくとも2着までに来て、賞金を加算したいですね」

 幸い、前走に続いて逃げ先行馬がそろったメンバー構成で、おあつらえ向きのハイペースとなるか。剛脚発揮での重賞2連勝に期待しよう。

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2018年8月14日のニュース