【札幌記念】マカヒキ 久々実戦へ入念調整 友道師は強気の姿勢崩さず

[ 2018年8月13日 16:43 ]

マカヒキ
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 16年のダービー馬マカヒキ(牡5=友道)は今週19日のG2札幌記念で始動する。昨年ジャパンC以来の実戦。そこに叩き台というムードはない。6月下旬に栗東に帰厩してから、坂路とコースを併用して入念な調整。函館入りしてからも実戦さながらの稽古を消化した。1週前追いを見守った友道師も納得の表情だ。

 「久々の実戦なので負荷をかけておきたかった。去年も有馬記念を使えたぐらい状態は良かったから。中間も稽古を重ねるたびに動きは良くなっている」

 昨秋は毎日王冠から始動したが、天皇賞・秋までが中2週と間隔が詰まって、目に見えないダメージが残っていた。それを踏まえ、今年は北海道へ。友道師は「札幌はコーナーがゆったりしているから、こなしてくれると思う。ジョッキー(ルメール)も、この馬のことを理解してくれているから」と強気の姿勢は崩さない。まずは始動戦を制して完全復活をアピールだ。

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2018年8月13日のニュース