【エルムS】ロンドン迫力、連覇手応え 新コンビ蛯名も満足感

[ 2018年8月9日 05:30 ]

新コンビの蛯名を背に、函館競馬場のウッドコースで追い切ったロンドンタウン
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 日曜札幌メインのダート重賞「第23回エルムS」の追い切りが行われ、昨年覇者のロンドンタウンが函館Wコースを単走で軽快に駆け抜けた。

 時計以上の迫力だった。昨年覇者のロンドンタウンは、蛯名が初コンタクトを取って函館Wコース単走。上がり重点に5F72秒2〜1F13秒1。直線ではじけそうな感触を確認すると、最後は馬なりで流して最終調整を終えた。蛯名は「反応が悪ければ追うという指示。具合が良さそうだったし、やる必要はなかった。この動きなら、いい競馬ができそうだね」と連覇へ手応えをにじませた。

 昨年このレースでJRA重賞初制覇。好位で流れに乗ると実力馬テイエムジンソクとの叩き合いを制し、実力を証明した。直後のコリアCも連勝。しかし、その後は状態面がかみ合わず、ひと息の競馬が続いている。「脚抜きのいい馬場とはいえ、札幌は速い時計で勝っているからね。去年と遜色ない仕上がり。ひと雨あれば」と牧田師。台風の影響で週中の北海道は雨マークが並ぶ。軽い馬場なら復活Vは十分可能だ。

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2018年8月9日のニュース