【仏ジャックルマロワ賞】愛コンドン師 頂点へ自信の2頭出し

[ 2018年8月9日 05:30 ]

2頭出しに自信を見せるコンドン師(撮影・平松 さとし)
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 18年JRA海外馬券第3弾となる仏G1「ジャックルマロワ賞」(ドーヴィル、芝直線1600メートル)が、日本時間の12日、午後11時20分に行われる。愛2000ギニーを制したローマナイズド(牡3)とサクセスデイズ(牡6)の2頭を出陣させるK・コンドン師(アイルランド)が欧州マイル頂点への意気込みを話した。なお同レースの馬券は12日午前7時からレース開始4分前まで発売される。

 アイルランドのK・コンドン厩舎から前々走で愛2000ギニー(G1)を勝利したローマナイズドと古豪サクセスデイズがスタンバイ。どちらも主戦は今夏のワールドオールスタージョッキーズシリーズにも選出されたS・フォーリー。ジャックルマロワ賞で同騎手は前者にまたがり、後者にはフランスを主戦場としているG・ブノワが乗ることになりそうだ。コンドン師は言う。

 「2頭共に状態は良いです。特にローマナイズドは調教ではそれほど動かないタイプなのに、火曜日(7日)の追い切りでは軽快に動いてくれました。前走は最終コーナーで大きく外へ飛ばされて負けたけど、今回は直線競馬なので巻き返してほしいですね」

 ちなみに愛2000ギニーを勝った際の2着馬はマイルが気持ち長いタイプとはいえ、G1馬。3着馬も後にセントジェームズパレスS(G1、ローマナイズドが7着)で2着した馬。スタート下手で追い込み一手となるローマナイズドだが、今回は試金石の一戦となりそうだ。

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2018年8月9日のニュース