ジェニアル ジャックルマロワ賞を回避 放馬した際に外傷 馬券は発売

[ 2018年8月4日 17:20 ]

 来週の仏G1ジャックルマロワ賞(12日、ドーヴィル)に挑戦予定だったジェニアル(牡4=松永幹)が4日、調教中の放馬で外傷を負ったため、同レースへの出走を取りやめることになった。管理する松永幹師はJRAを通じ「ジェニアルの挑戦を楽しみにしてくださっていたファンの皆様には申し訳ない気持ちです。一日も早く回復して、元気な姿を見せられればと思っています」とコメントを発表した。

 ジェニアルは父ディープインパクト、母サラフィナという血統。15年セレクトセール1歳セリで1億6000万円(税別)の高値で落札された。500万下の条件馬ながら、仏G13勝の母譲りの適性を見込んで渡仏。7月22日に行われたG3メシドール賞を逃げ切り、史上初めて条件馬が欧州重賞を制する快挙を達成。ジャックルマロワ賞で98年タイキシャトル以来、20年ぶりの日本馬Vが期待されていた。

 なお、既に発売要項が発表済みにジャックルマロワ賞は、予定通り国内での馬券発売が行われる。

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2018年8月4日のニュース