岩手競馬 競走馬から禁止薬物、失格処分に 盛岡東署に届け出

[ 2018年8月4日 21:27 ]

 岩手県競馬組合は4日、盛岡市の盛岡競馬場で7月29日に行われたレースに出走したスターズレディ(牝5歳)から、禁止薬物のボルデノン(筋肉増強剤)が検出されたと発表した。失格処分とし、競馬法違反の疑いがあるとして、盛岡東署に届け出た。

 同組合によると、スターズレディは9頭中2着。岩本怜騎手らへの賞金など計11万7千円は返還させ、3着だった馬を2着とする。薬物検査は1〜2着の競走馬に実施。レース後に検体を採取し競走馬理化学研究所(宇都宮市)で検査したところ、陽性反応が出た。

 同組合は「原因究明に努める」と述べている。(共同)

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2018年8月4日のニュース