【大井・サンタアニタT】ヒガシ 1年ぶり白星!重賞6度目V

[ 2018年8月2日 05:30 ]

サンタニタトロフィーを制したヒガシウィルウィン(撮影・久冨木 修)
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 3歳上オープンのハンデ戦で争われた「第39回サンタアニタトロフィー」(S3=1着馬に第65回日本テレビ盃、G2、10月3日、船橋の優先出走権)が1日、大井競馬場で行われた。単勝2・2倍の1番人気ヒガシウィルウィンが直線2番手から抜け出し優勝、6個目の重賞タイトルを獲得した。2着にバルダッサーレが入り、東京ダービー馬のワンツー決着となった。

 ハンデ59キロ、さらに大外枠。手綱を取る森は積極的に前のポジションから攻める、そう決めていた。その通り2番手の位置をキープすると勝負どころまで馬との折り合いに専念して動かない。直線、追いだしてからは想像以上の伸びで後続を2馬身ちぎって捨てた。昨年のジャパンダートダービー以来、約1年ぶりの勝利に「長らくお待たせしました」と昨年の地方年度代表馬の完全復活を森はアピール。「今後は馬の様子を見ながら」と佐藤賢師は次走について言及しなかったが「JRA勢と対等に競馬をさせたい」とさらにパワーアップさせるつもりだ。

 ◆ヒガシウィルウィン 父サウスヴィグラス 母プリモタイム(母の父ブライアンズタイム) 牡4歳 船橋・佐藤賢二厩舎 馬主・MMC 生産者・北海道新ひだか町グランド牧場 戦績20戦8勝(南関東12戦5勝) 総獲得賞金1億8126万円。

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2018年8月2日のニュース